スイス『この冬 ロウソクと薪を買いだめるように』
こんにちは、たま子です。
欧州の燃料費高騰の報道はよく耳にしますが、燃料高騰で一番大変なのは、やはり『冬』ですよね。
欧州は寒いですからね。
そのうちのスイスで、こんな話が出ているようです。
❝スイスの電力規制当局ElComの責任者であるヴェルナー・ルギンビュールは、電気が「完全に無思慮に」使用されていると不平を言い、この冬の停電の可能性のためにろうそくと薪を買いだめるよう市民に促した。❞
ーーーー ここから一部転載
スイス政府は、この冬の電力不足の可能性に迅速に備えており、エネルギー局長会議のヤン・フリュッキガー事務総長は、「国内の安全保障が問題になる」と警告し、連邦政府はまだこの点で緊急性を認識していないと主張している。
スイス最大の州の一つの警察署長フレディ・フェスラーは、スイスのドイツ語の日刊紙Blickとのインタビューで、アルプスの国がこの冬に深刻なエネルギー逼迫に見舞われた場合、人々は反乱を起こし、略奪に頼るかもしれないと警告した。
「ATMでお金を引き出すことも、店でカードで支払うことも、ガソリンスタンドでタンクに燃料を補給することもできなくなったと想像してください。加熱が機能しなくなります。寒いです。通りは暗くなります。国民が反乱を起こしたり、略奪が行われたりすることは考えられる」と彼は述べ、同国の当局はそのような極端なシナリオに備えるための措置を講じるべきであると付け加えた。
さらに、フェスラーは略奪について警告した。(略)
スイスの電力規制当局ElComの責任者であるヴェルナー・ルギンビュールは、電気が「完全に無思慮に」使用されていると不平を言い、この冬の停電の可能性のためにろうそくと薪を買いだめるよう市民に促した。
日本の冬はどうなのでしょうね。
先日書きましたが、大阪ガスが値段の『上限撤廃』をしました。
勿論、燃料高騰に向けての対策ですから、上限が撤廃されると、日本もこれからどんどん高騰していく事が予想されます。
この冬には『節電』だけでなく、家庭や企業に広く都市ガスの節約を呼びかける『節ガス』の要請を実施するようですし。
燃料高騰対策に、スイスが言うように、薪…確かに薪ストーブがあればとても心強いと思いますが、
昔からある建築方法で作られた家であればまだしも、日本の今現在主流の家の仕様ですと、簡単に取り付けは難しいのではないかと思います。マンションなどの集合住宅ではより難しいでしょうね。
それに、身近で薪ストーブの方が数名いらっしゃいますが、薪って、調達するのが結構大変なんですよ。
使用出来るようにカットして購入する場合は、結構な高額になります。
もし近しい人などから、薪の材料である木を少し安く購入出来るとしても、自分で薪を割ってしっかりと乾燥しなければいけません。ひと冬越す為の薪の量も、地域によって差が出るとは思いますが、東北などの寒い地域ですと、かなりの量を必要とします。それをストックする場所も必要になりますし。
しかし、薪ストーブでなくとも、他に『ペレットストーブ』などもありますね。ペレットであれば、燃料となるペレットは薪よりも場所も取りませんし、扱いやすいと思います。でもストーブがお高いですけれどね💦
他にも、薪でなく何の木でも燃やす事が出来る『無煙薪ストーブ』というのもあるようですよ。こちらもストーブ本体が結構お高いようですけれど💦でも、木の種類を選ばずに燃やす事が出来るというのはとても魅力的ですね。
いずれにしろ、今年の冬(今年の冬だけでは済まないかも…)は、事前に色々対策を講じておいた方が安心かもしれませんね。
一応、我が家の対策は、今の所「豆炭」一択です。理想はペレットストーブなどでしたが、かなり大がかりな工事になってしまいますし、その分お金がね。。。(泣)ですので、出来る範囲の対策です。
高気密高断熱の家ですので、一応常時換気はされていますが、
もし豆炭等を使用する場合は、常時換気以外の換気にも気を付けないといけないと思っています。
そうそう、先日の欧州の干ばつ繋がりのニュースです。
コメントで教えて頂きました。(ありがとうございます🙇)
イギリスが、干ばつとインフラの悪影響により『家庭での水の使用が制限される』ようです。
『水道会社のヨークシャー・ウォーターは12日、今月26日からホースパイプの使用のほか、庭の水まきや洗車、子供用プールの水くみなどを禁止すると発表した。同社は約230万世帯と企業約13万社に供給している。』
庭の水まきが禁止って…。
燃料だけでなく、水も制限されるのですか…。
本当に欧州は何から何まで大変な事になっていますね…。
ですが、一応日本も欧州と同じ西側ですね。。。
では、今日はこの辺で。。。
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