電力各社が上限撤廃 大手シェルCEO『ひと冬だけでは終わらない』

こんにちは、たま子です。

最近、欧州の燃料高騰の事が日本の報道でも目につくようになりましたが、

この燃料高騰危機は、予想通り、このひと冬だけでは終わらないようですね。

英石油大手シェルのベン・ファンブールデン最高経営責任者(CEO)は、欧州では法外に高い電気代や計画停電に見舞われる冬が「繰り返される」可能性があるして、これに備える必要があるかもしれないと警告した。』

法外に高い電気代… 勿論それは『上限』が無い為に起こりますね。

そして以前、日本でも大阪ガスが上限撤廃を決定した事を書きましたが、

電力会社各社も続々と『上限撤廃』を決定しております。。。

【北海道電力】

『北海道電力は29日、家庭向け電気料金の一部プランについて、燃料価格の変動分を反映する際の上限を12月から撤廃すると発表した。対象は「自由料金」プランの約80万件で、家庭向け契約全体の4分の1にあたる。ウクライナ問題などを受けた燃料価格高騰に対応したもので、上限の廃止で電気代はさらに値上がりする可能性がある。』

【東北電力】

東北電力の樋口康二郎社長は29日の記者会見で、主に一般家庭向けの低圧部門で燃料価格の変動を電気料金に反映させる「燃料費調整制度の上限を撤廃すると発表した。商業施設や工場などが使う高圧以上の電気料金の単価も引き上げる。(略)低圧では9月の燃料費を前提とした試算では一般的な家庭の使用量で、約13%(月額1100円程度)の負担増につながる。12月電気料金分から反映される。』

【中部電力ミライズ】

中部電力の小売事業を担う中部電力ミライズは26日、家庭向け電力プランの一部で、燃料価格の変動を電気料金に反映させる燃料費調整制度の上限を撤廃すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻で資源価格が高騰する中、12月分の料金から適用する。対象は「ポイントプラン」「おとくプラン」「Eライフプラン」などの自由料金プラン。契約件数は約350万件で、家庭向け契約の4割を占める。対象者には個別に書類で通知する。』

【四国電力】

四国電力は家庭向けの低圧自由料金プランについて、燃料価格の高騰を電気料金に反映する燃料費調整制度の上限を、11月分の電気料金から廃止すると発表した対象は、電化住宅向けのでんかeプランや時間帯別電灯、深夜電力Aなどの料金プランで契約している約55万軒。四電と契約している家庭の約3割にあたる。』

ざっとニュース記事になっているものだけ載せましたが、他の大手も全て8月30日時点で

燃料費上昇分を料金に上乗せできる燃料費調整制度の上限に達しています

大手電力10社、規制料金の上限到達 自由料金との逆転現象で顧客移動も – 産経ニュース (sankei.com)

つまり、今現在報道されていない会社でも、上限撤廃はいずれされるのでしょう。

そして、電力会社によっては、上限撤廃は一部の方対象になっているところもありますが、今後更に燃料が高騰するような事があれば(高騰するでしょうね)対象者が『契約者全て』になるのも時間の問題のような気がします。。。

上限撤廃ですからね… いくら上がるのか分からない、という怖さがあります。

そして、前述のように、欧州ではこの燃料高騰は「ひと冬だけで終わるものではない」と言っています。

日本も対岸の火事ではないでしょうね… 同じ西側ですから…


取りあえず、我が家の対策としては、IHヒーターではなく、カセットコンロで「お鍋」をする回数を増やしたり…

ちなみに余談ですが、たま子の家の近くのホームセンターに先日行ったのですが、イワタニのガスコンロが2台しかおいてなく、イワタニのコーナーの棚はスカスカになっていました💦 ガスボンベはまだ沢山ありましたが。

そして以前書きましたが、ちゃんと(?)コンロもボンベも値上げされていましたね💦

そして、暖に関しては、昨年から何度か言ってきましたが『豆炭』でしのぎたいと思っています。

ちなみに、この『豆炭』が、最近備蓄ユーチューバーの間で話題になり始めた関係か、

『豆炭あんか』と『スーパーマメタン(通常の豆炭に比べて着火しやすい)』が売り切れ続出していますね💦

ユーチューブの動画も勿論ですが、欧州の燃料高騰や電力の値上げが報道されるようになりましたので、流石に本気で対策を考えられる方が増えてきたのかもしれません。

追記:再販もされているようですが、その際はがっつり値上げされています(涙)

色々と厳しい事になりそうですね。。。

では、今日はこの辺で。。。

もしよければポチっと応援クリックして頂けると嬉しいです

人気ブログランキング

⇩愛用品です(開発中)⇩