蜂蜜 オートミール グリホサートだらけ
こんにちは、たま子です。
先日、ちょこっとラウンドアップ(除草剤)の事を書きましたので、その流れでまたちょっとだけグリホサートの事を書きたいと思います。
ラウンドアップ(モンサント社の除草剤の名前)=グリホサートです。
今更ですが、世界で指摘されているグリホサートの危険性は次の通りです。
- IARC(国際がん研究機関)が発がん性物質と認定
- 「グリホサートは神経毒性のある化学構造をしている」黒田洋一郎(元東京都神経科学総合研究所研究者)と指摘
- ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こす(英国ロンドン大学キングスカレッジ/マイケル・アントニオでの動物実験)
- 米国政府は除草剤(ラウンドアップ)と『急性骨髄性白血病(急速に発達するがん)』との関連を発表
- 他にも、免疫力の低下、発達障害などを引き起こす疑い
これによって、海外ではラウンドアップ(グリホサート)を使用禁止にしている国が複数ある事は先日書いた通りです。
とはいえ、大量生産や遺伝子組み換え食品を作っている農家では恐らく沢山使用されています(特に、遺伝子組み換えとグリホサートはセットです)。実際、海外からの輸入小麦からはグリホサートが検出されています。今の所、国産の小麦からは検出されていないようですが…。
そして小麦以外の食品からも続々グリホサートが検出されています。
目次
蜂蜜・マヌカハニー
身体に良いと言われている蜂蜜やマヌカハニー。これらからもグリホサートが検出されています。
ちなみに、グリホサートは『世界的なミツバチの減少要因の一つ』とも言われているようです。日本でも明らかにミツバチが減っています。日本ではラウンドアップがそこら辺のホームセンターに山積みされている程ですからね…。ミツバチ減少により、食糧不足に繋がる事は勿論、生態系の狂いも生じます。更に、ミツバチの減少要因である『ネオニコチノイド系農薬』の日本での使用料は、EU基準値の50倍〜100倍。世界で規制が厳しくなる中、日本だけは緩和しています…。
【蜂蜜】
❝蜂蜜大手「加藤美蜂園本舗」
食品衛生法で定められたグリホサートの残留基準値は0.01ppm。これに対し「加藤美蜂園本舗」製のハチミツ5本のうち、「サクラ印ハチミツ」を含む3本から基準値超えの結果がでた。そのうち1本は、なんと基準値の5倍との分析結果❞
しかし、会社の役員は隠蔽しようとしたようです。そして、その隠蔽した理由は、
『厚生労働省において、はちみつ中のグリホサートの基準値を0.05ppmとすることについてパブリックコメントを募集した』
という情報があったからという事のようです。つまり、いずれ基準値が緩和される予定であり、その緩和後の基準値の範囲内であるから(改正されるまで)黙っていたら問題無いだろうと考えたという事でしょうか…。
パブリックコメントは、国民に大々的に周知せず、ほとんどの国民が知らせずに行われているケースが多いですからね。一応国民の意見を聞いたよ、という為なのでしょうか。そして結局国民の意見が反映されないパブリックコメント。また規制緩和ですか…。海外では禁止か規制が厳しくなっているのに、日本は相変わらず緩和の動きですか…。
【マヌカハニー】
こちらも数年前から「食べる抗菌剤」と言われて、スーパーフード的な形で人気が出ていましたよね。とってもお値段が高いので、ケチなたま子は購入した事がありませんでしたけれども😅 この高っいマヌカハニーからもグリホサートが検出されています。
❝日本でも人気のニュージーランド産高級蜂蜜「マヌカハニー」から、発がん性が疑われ各国が使用禁止に動いている除草剤グリホサートの成分が検出されたことがわかった。❞
一応、政府が定めた残留基準を超えたものはなかったようですが。
たま子は地元のはちみつ業者のものを購入していますが、高級のマヌカハニーからも検出されていると知ると、(値段が)高ければ安全という訳でもないのか…と不安になってしまいます💨
はちみつのグリホサート基準値改正
前述のはちみつのグリホサートの基準ですが、既に改正&施行されています…。
❝昨年末の2021年12月17日付けで、基準値の改正(施行通知)が行われております。それに伴い、はちみつのグリホサートの基準値が一律基準(0.01ppm)から0.05ppmへ変更となりました。(2021年12月17日より適用)❞
一体、パブリックコメントとは何なんでしょう。そもそも、パブリックコメントは国民に積極的に周知されていませんよね。本当に国民の意見を募りたいのであれば、ニュースなどでしっかり広告出すなりいくらでも出来ると思うのですが…。
ですから、パブリックコメントに意見を伝える人は、本当に問題意識がある人がほとんどでしょう。その方々が、このグリホサートの基準緩和に良好な意見を出すとは思えないんですよね(前述のような訳アリの蜂蜜業者さん関係であれば、肯定的な意見を送るかもしれませんが)。
でもこのように既に施行されている…。そして他にもどんどん緩和。
オートミール・シリアル(コーンフレーク)
オートミールは、栄養価が高い事と、何気に保存期間が長い事もあり、たま子も備蓄も兼ね結構購入しています。
我が家は基本『米』食ですので、オートミールをご飯替わりにする事はありませんが、オートミールはお湯で加熱するだけで食べる事が出来るので、災害時などにはかなり重宝すると思ってストックしています。
ですので、我が家の場合、オートミールはよくおやつに使用します。小麦粉替りといったところでしょうか。例えばオートミールクッキーであれば、小麦粉や砂糖は少なく済みますし、バターも使いませんし、何より簡単で時間がかかりませんのでよく作ります。あのザクザク感がいいんですよね♪
毎回、こちらのお世話になっているレシピの倍量作りますが、あっという間になくなってしまいます💦
オートミールクッキー人気レシピ:とまらない!オートミールクッキー* by pumママ 【クックパッド】

こちらはレシピより砂糖を控え目にしていますが、細かく砕いたチョコを混ぜていますので十分甘さを感じられます。ちなみにチョコはこちらを通販で買っています。残念ながら、もう市販のチョコで食べられるものはありませんから…。


この『People Tree』のチョコは、種類がとーっても沢山あるのですが、こちらの『ミルク』味が一番ノーマルで、そのまま食べるのは勿論(めっちゃ美味しい💕でもちょっと甘いかも)お菓子作りなどにはピッタリだと思います。それなりにお値段はしますが…😭
…って、かなり前置きが長くなってしまいましたが💦 この栄養豊富なオートミールからもグリホサートが検出されています。大体がアメリカの大手会社の商品ですが、日本でも沢山販売されています。
オートミール
2016年 ❝36件のオートミールのうち10件で除草剤に使われる農薬の「グリホサート」が検出され、うち2製品に残留農薬が検出された。
クエーカー・オーツ・カンパニー社の「クェーカー・インスタント・オートミール」「コーチズ・オーツ」から検出❞
「クエーカー」はハットを被った白髪の男性が目印。オートミール等のアメリカでシェアNo.1の会社です。
❝ケロッグ社は公式サイトで、自社で所有・運営している農場はないが、一部の供給業者が「特に小麦やオート麦の収穫前に数週間使用する乾燥剤」としてグリホサートを使用していたと説明。❞
クエーカーは勿論、ゼネラルミルズ社(アメリカ)も。
❝従来栽培されたオート麦で作られた製品のすべての28サンプルでグリホサートを検出しました。28個のサンプルのうち2つを除くすべてのサンプルは、EWGの健康ベンチマーク10億分の160(ppb)を上回るグリホサートのレベルを持っていました。❞
シリアル(コーンフレーク)
そして勿論シリアルからも。例えば、前述のオートミールでも出ましたケロッグ社。前述の記事では、2025年までにグリホサートの使用を段階的に廃止するとの目標を掲げているようですが…。
グリホサートの使用を廃止するっていっても…遺伝子組み換えとグリホサートはセットですから…。
ちなみにたま子が購入しているオートミールはこちらです。日本食品製造の『オーガニックピュアオートミール』。近くのスーパーに置いてあるのでとても助かっています。有機栽培です。


日本人のグリホサート摂取量
これを見ると、小麦中心(パンや麺類)の食事よりも、やはりお米中心の和食が一番いいと思ってしまいますね。それでも、麦や小麦製品を食べたい場合は、なるべく安全な商品を選びたいですね。
しかし、日本は、遺伝子組み換え、除草剤、農薬、添加物、悪い物全て緩和!…って感じですからね(泣)
安全に食べられるものがどんどん少なくなってしまいますね・・・
では、今日はこの辺で。。。
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