なんとなく身体が不調・・・それ、マグネシウム不足かもしれません。高血圧予防にも。マグネシウムは皮膚からの吸収が効率的!?

2022年4月19日

こんにちは、たま子です。

なんとなく体調がすぐれない…って時ありますよね。毎日忙しいから…睡眠不足かもしれない…悩み事が多いから… 理由は様々あるかもしれませんが、もしかして、その不調『マグネシウム』不足からきているかもしれません。

マグネシウムの働き

マグネシウムは、人が摂取しなければならない必須ミネラルのひとつです。『鉄』『亜鉛』『銅』『マンガン』『ヨウ素』などと並び、体内で合成できないので、意識して摂取しなければなりません。そして、実は、マグネシウムは、体内で最も重要なミネラルなんです。

なぜならば、マグネシウムは体内の600以上の酵素(食べ物の消化吸収や、体内で起こるあらゆる生体反応を担う)の補因子として働き、カルシウム、カリウム、ナトリウムといったミネラルの細胞への出し入れを調整して、体の調子を整えているからです。

● カルシウムとの関係・・・マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨を作ります。よって、骨や歯の形成に必要な栄養素です。よく骨を強くするためにといってカルシウムだけ多く摂取する方がおりますが、マグネシウムとのバランスがとれていなければ、カルシムはうまく吸収されないどころか、必要以上に摂取するとむしろ体に不調を引き起こします。

● カリウムとの関係・・・カリウムの大部分は細胞内に存在し、細胞外液に多いナトリウムと相互に作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。このカリウムとマグネシウムとのバランスがとても大事で、どちらかが欠乏しているともう一方も約50%の確率で欠乏するというデーターがあります。

● ナトリウムとの関係・・・ナトリウムとは、体の機能を調節し生命活動の維持にかかせません。欠乏すると、血液の循環量が減り倦怠感や疲労感を起こします。これらの調節を担うのがマグネシウムです。

さらに、マグネシウムは、血管を拡張させて血圧を下げたり血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくしたりする作用もあります。

1日に必要な量

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1日のマグネシウムの推奨量を下記のように定めています。

年齢男性女性
1~2歳70mg70mg
3~5歳100mg100mg
6~7歳130mg130mg
8~9歳170mg160mg
10~11歳210mg220mg
12~14歳290mg290mg
15~17歳360mg310mg
18~29歳340mg270mg
30~49歳370mg290mg
50~64歳370mg290mg
65~74歳350mg280mg
75歳~320mg260mg
マグネシウムの推奨栄養所要量

マグネシウム推奨摂取量は、年々増えているようです。

参考:https://www.jikkyo.co.jp/contents/download/9992659306

日本人はマグネシウム不足

2021年に公開された、2001(平成13)年から2019(令和元)年のデータ分より、この19年間1日当りの推定摂取量は、男性でおよそ280mgから243mg、女性でおよそ250mgから212mgまで減少しました。更に、推奨量と比較し、推定摂取量は男性でおよそ66%女性でおよそ73%しか摂れていません
各推奨量に対する摂取量から見た不足量(推定)は1日当り男性で119~134mg、女性で71~85mgで、近年の上昇傾向が認められます。

マグネシウムの必要摂取量は年々増えていっているのに、実際の摂取量が年々減っているというのは本当に問題ですね。。。

参考:http://mag21.jp/contents/615

では、マグネシウムが不足した場合には、体にどういった不調が生じるのでしょうか。

  • 不整脈が生じやすくなる
  • 虚血性心疾患、動脈硬化症などのリスクが高まる
  • 吐き気、精神障害の症状
  • テタニー(筋肉の痙攣)を起こしやすくなる
  • 骨粗しょう症、心疾患、糖尿病、高血圧などの、生活習慣病のリスクを高める

正に現代病ですね。

だからといって過剰に摂取するのも注意が必要です。何事にも過ぎたるは猶及ばざるが如し。

マグネシウムを摂り過ぎた場合はどうでしょうか。過剰分は尿中に排泄されるので通常の食事では過剰症になることはないそうです。しかし、腎機能が低下している場合には高マグネシウム血症が生じやすくなり、血圧低下、吐き気、心電図異常などの症状が現れます。よって、食事以外のサプリメントなどでの過剰摂取は気を付けましょう。

マグネシウムの摂取方法

マグネシウムは、食品からは勿論、皮膚などから経皮接種する事も可能です。それを知ってから、たま子も食事は勿論、皮膚から摂取できるように入浴剤を愛用するようになりました😆

食事から

マグネシウムを多く含む食品TP10(2020年分 文科省 食品成分データーベースより)

順位食品名成分量(100gあたりmg)
藻類 あおさ(素干し)3200
藻類 あおのり(素干し)1400
藻類 てんぐさ(素干し)1100
藻類 わかめ(乾燥わかめ/素干し)1100
藻類 ひとえぐさ(素干し)880
穀類 米 / その他 米ぬか850
調味料及び香辛料類 バジル(粉)760
藻類 ふのり(素干し)730
藻類(こんぶ類) 刻み昆布720
10藻類(こんぶ類)ながこんぶ(素干し)700
10藻類 まつも(素干し) ※もづくに似たもの700
※『素干し』とは、塩を加えずに風に当てて乾燥させる事

『藻類』が上位のほとんどを独占ですね!『まごわやさしい』の『わ』ですよ。海藻類などは『フコイダン』という成分が豊富で、このフコイダン、以前軽く紹介させて頂きましたが、『免疫アップ』に欠かせない成分なんです!しかも『抗がん作用、コレステロール低下作用、血圧低下作用、抗ウイルス作用』などさまざまな生理機能が解明されている、スーパー成分です。

海藻を摂取する事によって、体に健康維持に欠かせない『マグネシウム』と、体の生理機能を高める『フコイダン』を両方手に入れる事が出来ます!

何気に、海藻類を消化できるのは日本人(韓国も?)だけとの話。是非とも毎日の食事に積極的に取り入れていきたいですね💕

参考:食品成分ランキング (mext.go.jp)

ちなみに余談ですが、上記は10位までですが、11位〜20位までは…これまた全て『藻類』です!20位〜30位からは、かに・えび・かぼちゃ・ココア・コーヒーなどが出てきますが、海藻類無双ですね😁

皮膚から

実は、このマグネシウム、食事などの経口摂取よりも、経皮摂取の方が優れているという研究結果も出ているんです!その研究結果とは、

東イングランド・ハートフォードシャー州の研究者たちが被験者に対して、マグネシウムクリームを定期的に塗布することによって、血清および尿中のマグネシウム濃度がどう変化するかを実験。

プラセボ群では、血清および尿中マグネシウム濃度に統計的に有意な変化を示さなかったが、マグネシウムクリーム塗布後には統計的に有意な血清マグネシウム(0.82〜0.89 mmol / l、p = 0.29)の増加が認められた。

偏頭痛患者68人に3ヶ月マグネシウムオイルスプレーを1日2回使用させた研究では、50%に対し改善をもたらし、70%の人の頭痛時間が減少した。

参考文献:Migrane Action

👆 クリームやスプレーを使用した実験結果です。

👇 硫酸マグネシウム(エプソム塩)を入浴剤として使用した研究結果です。

イギリス・バーミンガム大学の研究では、24〜64歳19人の健康な人がEpsom塩を混ぜた12分間入浴を毎日行ったところ、血中マグネシウム濃度が上昇した。

Absorption of magnesium sulfate (mgwater.com)

それから、たま子もマグネシウム摂取の為に、この入浴剤を使用するようになりました☆彡

安心の『日本製』でございます。

入浴していて『あ~体にマグネシウム入ってきてるわ~』という感じは全然分かりませんが、体はとても温まります👍

このバスソルトは、ボイラーなどに影響はなく、残り湯をお洗濯に使用することも可能ですよ!オススメです。メレンゲでも紹介されたようですね。メレンゲの気持ちで紹介!国産エプソムソルトのメーカー直営店、アースコンシャス (saltlamp.jp)

マグネシウムオススメ動画

栄養チャンネル信長さんの動画です。『高血圧』との関係を主にとっても勉強になります。

では、今日はこの辺で。。。

もしよければポチっと応援クリックして頂けると嬉しいです

人気ブログランキング

⇩愛用品です(開発中)⇩