いずれ卵が食べられなくなるかもね

こんにちは、たま子です。

かなり以前に、卵は、食物繊維とビタミンC以外の全ての栄養素を含んでいるスーパーフードである事を書きましたが、

勿論、卵なら何でもいい訳ではないと思います。

スーパーでかなり安価に販売されている卵は、個人的には避けたいところ。というのも、安価には安価なりの理由があります。

抗生物質・ワク接種、さらに遺伝子組み換えの餌を食べ、狭いケージで何度も産卵できるように強制換羽され、恐らく鶏にとっては過酷な環境の中で出来た卵。そうする事で、生産効率が良くなる為に、安価での販売が可能になります。

そして日本では、9割以上がこのケージ飼育です(ケージ飼育とひと言で言っても、飼育方法や条件の違いにより、雲泥の差があるようです)。ちなみにこのケージ飼育は、海外では動物福祉の観点から禁止されている国もあります。(※さらに、強制換羽も動物虐待に当たるとし、海外では禁止にしている国もあります。参考

こちらは陽の光が入る良環境のケージですが、全く陽の光が入らないようなケージもあります

一方、平飼いや自然飼いの場合、ニワトリは土の上で自由に動き回る事ができ、太陽の光を沢山浴びる事が出来るので、より健康でよりストレスのない環境で育つ事が出来ます。但し、その為にはそれなりに広い敷地が必要だったり、管理に手間がかかるため、当然卵の価格は高くなります。

ざっとの違いを見る限り、平飼いの方がメリットが大きいと思われますが、糞が散らばった状態を走り回ったり、害虫を食べたり、と、平飼いでも劣悪な環境の場合もあるようです。よって、むしろケージ飼いの方がクリーンな環境を作り出せるので、ケージ飼育の方が清潔だと言う意見も多々散見します。

何事もメリットデメリットありますので、どちらの意見もご自分で調べ確認したうえで、判断されたらいいと思います。

たま子は、両面の意見を参考にして、数年前から、『平飼い鶏』と『純国産鶏のケージ飼い(陽の光が入るケージ)』の卵を購入するようにしています。

鶏のおよそ96%は輸入

さて、本題ですが、鶏の卵はほぼ国産(日本で産んでいる)ですが、その鶏事体は、ほとんど輸入品です。

輸入:約96%

国産:約4% 

今、「日本に出回っている卵」を産んでいる鶏のほとんど(およそ96%)は外国産「種」の鶏です。輸入した鶏を親として、子供にあたる鶏を養鶏業者へ出荷します。この鶏達が産んだ卵が、消費者の元へ届く、と言うのが、日本の養鶏業界の実情です。

もし、外国の様々な事情(気候、戦争、病気、原油高騰などの経済的な問題など)によって輸入がストップすると、当然卵や鶏肉、それに関わる食品は全て生産できなくなります

日本の農業と歩む|後藤孵卵場 (gotonohiyoko.co.jp)

そして、その鶏を飼育する餌も、約75%が輸入に頼っています。主にトウモロコシなどですね。

餌の材料となるトウモロコシは、鶏だけでなく、牛や豚の餌でもあります。

そのトウモロコシ。

小麦同様、どんどん値上げしております。更に円安も続いていますしね。

それだけでなく、既に不作が見込まれています。

そうなると、勿論、輸出制限や禁止を打ち出す国が増えて来るでしょう。既に禁止を打ち出している国が増えています。

エジプト:小麦、小麦粉、パスタなどの食品の輸出を3カ月間禁止、トウモロコシなどの輸出禁止も発表

ウクライナ:小麦、トウモロコシ、穀物、塩や肉を含む主要な農産物の輸出禁止を閣議決定

上記記事にありますように、ウクライナは、輸出禁止だけでなくそもそも作る事が出来なくなるかもしれないようです。

卵を産む鶏のほとんどが輸入、餌もほとんどが輸入・・・

普通に考えて、いずれ卵が食べられなくなる時は近いかもしれないですね。

純国産鶏 約4%

それでは、約4%しかない『純国産鶏』とは。

純国産鶏と外国鶏の最大の違いは海外から親鶏を輸入しているかどうかです。

“純国産鶏”とは、日本国内において幾世代にもわたり、選抜交配を繰り返して育種を行い作出される実用鶏のことです。

純国産鶏は国内に「種(遺伝子)」があるので、いかなる事態が起きても優れたヒナの自給生産と供給が、さらにわが国の嗜好にあった卵を産む鶏の育種を永久・安定的に行えます

日本の農業と歩む|後藤孵卵場 (gotonohiyoko.co.jp)

この『純国産鶏』は、『さくら』と『もみじ』の2種類があるようです。

ですので、もし卵のケースなどに『さくら』や『もみじ』の卵などの記載がある場合は、純国産卵と思われます。

『純国産鶏』を飼育している所を抑えておく

やはり、今の現状を見る限り、いずれ卵が簡単に手に入らなくなる時がくるでしょうね…。心底そうなってほしくはありませんが。

まぁでも、未だにコロちゃん・ワクちゃん・ロとウ騒動に一喜一憂しているお花畑だらけが多い日本では、あまりこの食料難の事は心配事ではないようですけれど😥

周りがどうであれ、今出来る準備&対策を粛々とするのみです。

その対策のひとつとして、いずれこの先輸入する事が出来なくなり、簡単に卵が手に入らなくなる状況を想定し、今からこの純国産鶏を飼育&卵を販売されている会社やお店を抑えておくといいかもしれませんね。

ポイントは、自分の家の近くで探しておく事です。買いに行ける距離にある事。

ち、近い…💦

たま子は幸いな事に、数年前から購入している卵が、それこそ『平飼い』と『純国産卵(ケージ飼い)』どちらも販売されているお店なんです。種類は『もみじ』。車で20分くらいはかかりますが、必ずそのお店から購入しています。

最悪、いずれ卵が簡単に手に入らなくなった時でも、純国産鶏を飼育されている所からであれば、運がよければ手に入れられるかもしれませんからね。そうなった時は、恐らくとんでもなく高額で、かつ競争率が半端じゃないでしょうけれど💦 そんな時が来てほしくはありませんが、卵は大事な栄養源ですのでね。

たま子は近くで購入出来ますが、もし近くになければ恐らくこちらから購入しただろうな👇

『純国産鶏 もみじ』『安心安全な水・餌』『平飼い』

定期購入という形をとるのも、安定供給が可能なので、安心かもしれませんね。3ヵ月・6ヵ月・1年契約が出来るようです。

『純国産鶏 さくら』『安心な餌』昔ながらの「解放型鶏舎」

一番は、自分で数羽飼えたらいいのでしょうけれどね。

昔は、田舎であれば、どの家も数羽飼っていたのが当たり前くらいでしたが…。

長い年月をかけて、壊されてきたんですね。

では、今日はこの辺で。。。

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