マイクロプラスチック 人間の血液内で発見される

2024年1月27日

こんにちは、たま子です。

過去にも何度かブログにしましたが、かなり深刻なプラスティック問題。

日本では、『脱プラスティック』として、本日の4月1日から、ホテルや旅館の客室に置かれている使い捨て歯ブラシなどプラスチック製のアメニティーがなくなりますね。

これから、食料も燃料も何もかも値上がる他に、こういった部分での実質の値上げも追加されます。更に利便性の低下も追加されますね。

このように、効果があるんかないんか(女将さん!)の議論は別として、脱プラスティック対策を色々と打ち出してはいるけれども…。

時既に遅し、のようです。

血液中にマイクロプラスティック

なんと、この度、表題にありますように、プラスティックが血液の中から発見されてしまったようです。。。

過去に、便の中からは既に発見されていましたが、今回は血液です…😱😱 便であれば、一応吸収されずに排出されている安心感(?)がありますが、血液ですと…

もう完全に相当量が体の中に取り込まれてしまっているという事ですからね。。。

結構衝撃的な内容です。記事の内容全て添付します。

――――――――――― 記事内容 ここから〜 ―――――――――――

  • 22人を対象とした新しい研究で、マイクロプラスチックが初めて人間の血液中で発見された
  • これは、人体がプラスチックを吸収し、それが血液を通じて循環していることを示す初めての証拠だ。
  • この研究の対象はプラスチックへの添加物だったため、人体へのリスクはまだ明らかにはなっていない

爪よりも小さく、完全に分解することのないプラスチックの破片、マイクロプラスチックはすでにどこにでもあるように思われる。マリアナ海溝やエベレストの頂上、ほこりや食べ物や飲み水、人間の胎盤や哺乳瓶からも発見されている

そして今、科学者たちは人間の血液の中からマイクロプラスチックを発見した。

2022年3月24日にEnvironment International誌に発表されたオランダの研究で、健康な成人22人のうち、17人の血液中からプラスチック粒子が検出された。対象は少人数であるが、この種の研究は初めてである。

この研究に関与していない、アリゾナ州立大学環境健康工学バイオデザイン・センター所長のロルフ・ハルデン(Rolf Halden)は、Insiderに対し、「今回の研究は、プラスチックポリマーが血流に侵入しているという、まさに最初の証拠で、これが何を意味するのかは未だかなり不確かだが、不安なニュースではある」と述べている。

2019年の分析によると、我々が食べるもの、飲む水、吸う空気にマイクロプラスチックが含まれているため、アメリカ人は平均で毎年約5万個のマイクロプラスチック粒子を摂取し、ほぼ同量を吸い込んでいるという。2021年の別の調査では、人間は毎週平均して、クレジットカード1枚分のプラスチックを摂取していると推定されている。

他の研究では、幼児や大人の大便からプラスチックが発見されているが、それは吸収されずに消化器官を通過した粒子に過ぎないマイクロプラスチックがヒトの胎盤に存在することは、それが血液を介して移動していることを示唆していたが、それは直接的な証拠ではなかった。今回の研究成果は、プラスチックが人間の血流に吸収され、全身に行き渡ることを示す、最初の決定的な証拠である、とハルデンは述べている。

アムステルダム自由大学に勤務しながら、今回の研究を主導した化学者で生態毒性学者のヘザー・レズリー(Heather Leslie)は、「これは、(マイクロプラスチックが)消化管を通過するだけではなく、長く体内に留まっているということだ」とInsiderに語った。

それが人体にどのような影響を及ぼすかは不明だ。しかし、レズリーたちは、人間の血液中にプラスチックが存在することを証明することで、健康への潜在的な影響に関する研究のための資金をより多く集めたいと考えている。

今回の論文を共同執筆した自由大学の化学者、マルジャ・ラモリー(Marja Lamoree)はInsiderに対し、「結局、我々全員が影響を受けているだろう」と語っている。

そして、「ただし、体内のマイクロプラスチックが危険かどうかを判断するのは早計だ」とも述べている。

最後の1文…『ただし、体内のマイクロプラスチックが危険かどうかを判断するのは早計だ』

いやいやいやいや、どう考えても、危険…少なくとも安全ではないと思いますけれど💦

過去に、こういった研究結果もあったようですよ。

❝プラスチック製のティーバッグから放出される粒子の潜在的な毒性をテストするために、Tufenkjiと彼女の同僚は水ノミを汚染水にさらしました。「粒子は水のノミを死なせませんでしたが、重大な行動影響と発達上の奇形を引き起こしました」❞

過去ブログです👇

👆の稚過去ブログでも紹介していますが、もうマイクロプラスティックは至ることろに存在しています。

魚・塩・化粧品・洋服・歯磨き粉・洗顔料、等々、もう何から何まで。

逃げられません。

そして、ただでさえプラスティックばかりのものに囲まれているのに、更に…

不織布マスクでマイクロプラスティックを吸い込む

不織布マスクはプラスティックで出来ています。

化学繊維の不織布で使われている一般的なマスクに関して、これを着用するとマイクロプラスチックを吸い込む

などといった研究結果が報告されています。昨年の論文ですが、興味深い内容ですので全て添付します。

――――――――――― 記事内容 ここから〜 ―――――――――――

❝香港サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)によると、中国科学院水生生物研究所は先月30日、環境分野の学術誌に以下のような論文を発表しました。

研究者によると、1ヶ月にわたり医療現場で使われるようなN95マスクからファッションマスクまで様々な種類のマスクを対象に実験を行った結果、呼吸の時、ほぼすべての種類のマスクからマイクロプラスチック繊維が分離される事実を確認したとのこと。

研究者によるとマスクがろ過するであろう大気汚染物質の量よりも多くのマイクロプラスチック繊維を作り出すとしているもののN95マスクは例外だったとのこと。

また新しいマスクより何度も使ったマスクでより多くのマイクロプラスチックが出てくるといい、その中でも最悪なのはマスクにアルコールを付けた場合。研究者はアルコールが原因で繊維に最も深刻な損傷を与えていると説明しています。

現在多くの人が新型コロナウイルス感染予防のためマスクを着用しているものの「マスクからでるマイクロプラスチック繊維の正確な副作用が不確実であり、むしろマスクの着用によるコロナ19の予防効果がはるかに大きいと考えられるため継続して着用しなければならない」と説明しています。(←たま子:??)

マイクロプラスチックは化学製品でできたプラスチックから発生するもので当然、同じ素材の衣装など様々なモノから発生します。記事では全てのマスクからマイクロプラスチックが検出されたとしているものの布マスクであればそもそもプラスチックが存在しないため、仮に気になるのであれば布で作られたものを着用することをオススメします

同じマスクを何度も使用されていませんか?

除菌にと、マスクにアルコールスプレーなどをかけて使用されていませんか?

より多くのマイクロプラスティックを吸い込む可能性があるようですよ。

ちなみに、この不織布マスクのポイ捨てが凄いようですね。昨年の記事ですが、今も同じようなものでしょうね。

これだもん、プラスティックだらけになるはずです。

そして、海がプラスティックで汚染され、プランクトンがマイクロプラスティックを取り込み、それを魚が食べ、それを人間が食べる。。。

こちら👇プラスチック製のマイクロファイバーがプランクトンによって摂取された瞬間を撮影(動画有)

まぁ、マスク止めたら、即、脱プラスティックになりますけれどね。。。

アメニティやビニール袋を削減するよりよっぽど効果があるのではないかと思いますけれど。人体にも…ね。

塩 マイクロプラスティック

突然ですが、最近、塩が熱いですね!

ルイ先生がまた動画を上げていらっしゃいました。前回のぬちまーすに関しての動画の反響からのようです。

しかも今回は、マイクロプラスティックの事もおっしゃっていましたので、たま子的には何というタイミングー👌

相変わらずですが、とっても参考になりました✨ マイクロプラスティックに関しては、天日塩であれば少しだけは安心していいのかなぁと。

ぬちまーすは……体質にもよるかもしれませんが、よろしくないものはよろしくないかも…のようですね💦

ブレない姿勢のルイ先生…、これはまたファンが増えそう。

取りあえず、たま子もブレずに(?)今あるお塩を大事に使いますが、もしなくなってきた頃には、ルイ先生オススメのお塩も試してみたいと思います🤗

では、今日はこの辺で。。。

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