ゆっくり備蓄【食品】③  お塩

2024年1月19日

こんにちは、たま子です。

またまた間があいてしまいましたが、ゆっくり備蓄(本当にゆっくり)の3つ目です。

3つ目は、勿論『塩』です。

塩は、基本賞味期限はありませんので、安心して備蓄が出来ます。

塩を摂取しなければ、人は生きていけません。生きていく為の塩です。

塩分不足

身体の塩分濃度は、人体の水分量の約0.85%と言われています。

今現在どこもかしこも『減塩』と、塩を多く摂る事への問題ばかり謳われていますが、本来体にとって必要である『塩分が不足』した場合の弊害はあまり語られる事はありません。不足はむしろ命にかかわります。

塩分不足の場合、身体には次のような症状が出るようです。

めまい・ふらつき

体内にあるナトリウム量にあわせて水分を調節するため、ナトリウムが少ないと、体内の水分も少ない状態に保ちます。 体内の水分量が減る=血液量も少なくなるため、血液による脳への酸素供給が減少してめまいやふらつきが起こります

●食欲減退・脱力感

塩分摂取が不足すると、体内塩分濃度の関係から細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)も少なくなります

●脱水症状・筋肉異常

スポーツなど汗を大量にかいた場合、塩分も一緒に排出され体内の塩分濃度が低くなります。所謂脱水症状や熱中症症状

●精神障害や昏睡状態

水を大量に飲んで体内の塩分濃度が一気に下がると、神経伝達が正常に働かなくなり、嗜眠(しみん※1)や精神錯乱が起き、さらに症状が進むと昏睡状態になる可能性があります。

勿論、全てにおいて『過ぎたるは及ばざるがごとし』ですので、塩分も取り過ぎには気を付けなければいけないと思いますが(特に精製されたお塩)、塩は人間の身体の水分量を調整するものですので、採らなすぎは命に関わる、つまり、人間にとって必須のものです。行き過ぎた減塩には注意が必要だと思います。

天然塩と精製塩

ほとんどの方がご存知だと思いますが、塩には大きく分けて、天然塩と精製塩の2つがあります。そしてこの塩の見分け方は、商品に記載されている『行程』で分かります。ざっとですが、

【天然塩】の行程:『天日』

【精製塩】の行程:『イオン膜・立釜』


※天日:塩田などで、太陽や風力の自然な力を利用し、水分を蒸発させる製法

※イオン膜:海水中の塩分をイオン膜を利用して濃縮していく、安価で大量に生産できる製法

※立釜:加圧式などの完全密閉型蒸発缶を用いて、減圧または加圧状態で加熱蒸発させ、塩水を濃縮または結晶化する製法


精製塩は不要物を取り除いた塩であり、一緒にミネラルなどの成分も取り除かれてしまいますが、天然塩は、海水をそのまま蒸発させたものですので、ミネラル(カルシウム・カリウム・マグネシウム)が豊富に含まれています。

ミネラル補給を考えるならば、なるだけ自然塩を摂るようにしたいですね。

天然塩・にがりは危険!?

最近は、感染症問題のお蔭(?)で、本当の健康とは何かを考える人が増え、その結果、天然塩を求める人が増えたと思います。

天然塩には、ミネラル、特に、天然塩に含まれるニガリ主成分であるマグネシウムが含まれています。マグネシウムは、健康の維持・増進に有効であるともに料理における旨味の調整、発酵熟成、抗菌作用など様々なはたらきをもっています。

しかし、そのニガリ(ニガリを含む天然塩も)は危険だという情報もそれなりに散見されます。天然塩やニガリを愛用し、マグネシウムは重要だと思っているたま子もちょっと不安に…。しかし、何事においても、いいという意見もあれば、反対の意見もあるのが普通です。どちらも知ったうえで判断すればいいだけです。

ニガリ(自然塩)のデメリット👇

どれも、主に『蛋白質凝固作用が臓器(腎臓など)を傷める』事が懸念されるといった内容です。

そして、自然塩やにがりの危険性を説いた本もあります。

本など全てにおいて賛否両論があるのは当然ですが、👆の評価を拝見すると・・・ちょっと…。拝読しておりませんので何とも言えませんが。

では反対に、ニガリや自然塩(マグネシウム)のメリット。これは沢山あり過ぎましたので、個人的にたま子がいつも参考にさせて頂いている信長先生の動画を紹介したいと思います。

前述のニガリのデメリットについては、『ニガリで臓器を変化させるには、大量の原液を飲まないと不可能』『ニガリ自体が腎臓を固めて機能を低下させる事はまずあり得ない』。但し『腎臓機能が弱い人は注意』との事ですので、この点は注意された方がいいかもしれませんね。

ニガリに限らず、全てにおいて、極端な摂取の仕方には危険が伴うかもしれませんね。全ては、過ぎたるは及ばざるがごとし。

相変わらず分かりやすくて明解です🌟

何事も、判断する時はいい面・悪い面どちらの情報も見たうえで、最終的にご自分で判断されたらいいと思います。

デメリットも参考にさせて頂いたうえで、たま子は今まで通り、自然塩とニガリを摂取していきたいと思います。

但し、全てにおいて、過ぎたるは及ばざるがごとし、で。

たま子は、自然塩&ニガリ&塩化マグネシウム風呂の3点セットをしていますので、一応、どれもほどほどの量を使用(最近は塩化マグネシウムをお風呂に入れるのは1日おきなどにしています)するようにしています。それがいいのかどうなのかもさっぱり分かりませんが😁あくまでも個人の勝手な感覚です。やはり、全てにおいて、過ぎたるは及ばざるが…って、しつこい💦

愛用塩

塩といえば、ぬちまーすが大人気ですが、いつの間にか凄いお値段が高くなったような気がする…?

昔は、ぬちまーすをそんな素晴らしい塩だとは知らずによく購入して使っていました。普通にスーパーにも売っていましたし。今はほとんど見かけませんね。ケチなたま子がよく分からないで購入している時点で、そんなにお高くなかったと思います。記憶が正しければ…、ですが(もし違っていたらごめんなさい🙇)

まぁ他にも自然塩はとっても沢山ありますので、完全に好みですが、たま子は今はこちらの2つを愛用しています。

●海の精(天日・平窯)

海の精の商品は、塩の他にも、ニガリ・味噌・梅を愛用しています。

右のやきしおは、とってもサラサラしていて使いやすいので、おにぎりを作る時や食卓で使う時用です。

やきしお👇 こちらのスタンドパックには出し口がついており、とても補充しやすいです。

この海の精、とても美味しいのですが、これまたちょっとお高いんですよね。。。ですので、パスタや野菜を茹でる時や、野菜の水分を抜く時などの、ちょいと多めに使いたい時はどうしても躊躇してしまうんです。ケチなので😅

そんな時用に、こちらの塩も愛用しています。

地中海の天日塩(天日)

こちら、何といっても天然塩にしては比較的お安いんです✨ そして、販売店が無添加商品を多く扱っている『創健社』さんである安心感もあり、そして何より美味しいですよ(個人的感想です)。

これはもうね、安心して大量に使えます🤣

プラスティック問題

たま子は上記の2つの塩を愛用していますが、今後は備蓄用にもう1つの塩も追加しようと思っています。

というのも、前にプラスティックが海を汚している事を紹介しましたが、

海が汚染されている事により、塩にも影響が出てきているんです。自分で紹介しておいてすっかり忘れていましたが、改めて紹介した記事を読んでみると、実はほとんどの塩からプラスティックが見つかっているのです…。岩塩にも…。

❝韓国・仁川大学のキム・スンキュ教授とGreenpeace East Asiaの共同研究グループが、オーストラリア、ベラルーシ、ブラジル、ブルガリア、中国、クロアチア、フランス、ドイツ、ルーマニア、インド、インドネシア、イタリア、韓国、パキスタン、フィリピン、セネガル、台湾、タイ、英国、米国、ベトナムの国で販売されている39種類の食塩について、マイクロプラスチックが含まれているかどうかを調査しました。これらの食塩には、海水から生成したものだけでなく、湖由来のものや岩塩由来のものも含まれています。調査の結果、サンプル製品からマイクロプラスチックが検出されたなかったのは台湾の海水由来の食塩、中国の岩塩由来の食塩、フランスの天日干しによる精製なしの海水由来の塩のたった3種類のみで、90%以上のブランドの食塩にマイクロプラスチックが含まれているという驚きの結果になりました。❞

マイクロプラスティックが検出されなかった3種類の塩のうち、フランスの有名な塩があります。たま子も名前は知っていました。『フルール・ド・セル』です。でも、これ、すっげーーー高いです😱 1g約10円です😱

たま子には無ぅー理ぃー!

という事で、同じフランスの比較的安価な塩を備蓄用に購入する事にしました(まだ届いていないので、味わっていませんが)。海の精よりもお安いわ💕

こちらの商品説明にも、マイクロプラスティックの事が記載されています👇

こちらは『細粒』ですが、他に粗粒もありますし、サイズも様々あります。

食べ物1つ買うにも、あまりにも色々汚染されていて、選ぶのが大変ですね。。。

これらはあくまでも、ざっくり感覚のたま子のオススメですので、もし良ければ、ご自分に合うお塩を探してみて下さいね。

では、今日はこの辺で。。。

もしよければポチっと応援クリックして頂けると嬉しいです

人気ブログランキング

⇩愛用品です(開発中)⇩