最新副作用報告 6月9日発表分

2022年4月19日

こんにちは、たま子です。

前回5月26日発表から約2週間後の6月9日に、最新の報告が発表されました。

最新の今回の発表…死亡者が196名です。前回が85名でしたので111名増えました

  • 【前回】2月17日〜5月21日:85名
  • 【今回】5月22日〜5月30日:54名
  • 【今回(評価中)】5月31日〜6月 4日:57名

そして厚労省『これまでの報告によって引き続き安全性において重大な懸念は認められないと評価されました。』としております。毎度同じ見解です。たったの2週間で111名亡くなってるんですよ。。


最新【6月9日発表分】・・・5月30日まで(死亡のみ6月4日まで)の報告分

接種回数:13,059,159回(前回発表:6,112,406回 ※この2週間で倍以上接種…恐ろしいピッチです…)

死亡者:196名 

※〜5月30日までの死亡者は139名なので、割合は139名で計算(約0.001% 10万人に1人)

・・・インフルエンザワクチンは約0.00001% よって 100倍(前回約90倍)

アナフィラキシーショック:1,157名(約0.009% 約11,111人に1人)(総合資料では『1263名』毎度の事ながら何故に異なる数字を挙げるのか)

・・・インフルエンザワクチンは約0.00004% よって 225倍 (前回約400倍)

重篤者:1,260名 (死亡含む)(約0.0096% 約10,400人に1人)

副作用:10,676名 (死亡、重篤者含む/しかし総合資料は『10,658名』統一してくれー!)(約0.082% 約1220人に1人)

・・・インフルエンザワクチンは約0.00059% よって 139倍(前回約202倍)

詳細は後述します。ちなみに、インフルエンザワクチンの確率は、令和元年度のものを引用しております。

厚労省:第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第9回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料 (mhlw.go.jp)

詳細:000790032.pdf (mhlw.go.jp)

死亡者の報告(〜6月4日までの報告分)

死亡者:196名  (前回までは85名)

  • 【前回】2月17日〜5月21日・・・85名
  • 【今回】5月22日〜5月30日・・・54名
  • 【今回】5月31日〜6月 4日・・・57名(まだ評価されていない?)

評価された死亡者139名(〜5月30日)全て『因果関係なし(関連無し・評価不能・不明)』との事です。(しかし、詳細では『8件 関連有り』となっているんですよね…よく分かりません)

【今回発表】5月22日〜6月4日 111人死亡詳細(スマホでは見づらくて大変申し訳ございません)

接種日死亡日年齢性別死因因果関係
865/175/1886歳上腸間膜動脈閉塞による小腸壊死評価不能
875/205/2180歳脳出血関連無し
885/195/2191歳下痢による脱水関連無し
895/125/1494歳肺塞炎・心筋梗塞評価不能
905/115/1684歳致死性不整脈評価不能
915/215/2385歳急性心停止評価不能
925/215/2277歳誤飲による窒息不明
935/215/2493歳肺炎評価不能
945/205/2170歳心肺停止評価不能
955/235/2484歳くも膜下出血評価不能
965/245/2585歳急性心不全関連無し
975/145/2378歳小腸出血 腹腔内出血 急性硬膜下血腫
くも膜下出血 眼球結膜出血
関連有り又は評価不能
(←意味不明)
985/175/2269歳多臓器不全評価不能
995/235/2494歳急性心筋梗塞評価不能
1005/215/2471歳心筋虚血・心不全評価不能
1015/235/2597歳心肺停止関連有り
1025/155/1788歳誤飲性肺炎関連有り
1035/215/2292歳窒息評価不能
1045/115/2285歳脳出血評価不能
1055/255/2691歳心肺停止評価不能
1065/245/2575歳脳出血評価不能
1075/225/2590歳心タンポナーデ評価不能
1085/255/2685歳急性心不全評価不能
1094/245/1054歳くも膜下出血不明
1104/215/534歳肺動脈血栓不明
1114/285/2191歳脳梗塞不明
1125/135/1785歳心筋梗塞不明
1134/234/2880歳急性心不全不明
1145/215/2286歳不明評価不能
1155/215/2384歳くも膜下出血 急性硬膜下血腫 肺炎評価不能
1165/245/2589歳心肺停止評価不能
1175/215/2189歳心肺停止評価不能
1184/274/3087歳心タンポナーデ評価不能
1195/115/2485歳不明評価不能
1205/215/26100歳低酸素血症 呼吸困難 血圧低下 徐脈評価不能
1215/245/2689歳心不全評価不能
1225/195/2748歳くも膜下出血評価不能
1235/145/1887歳脱水 アシドーシス評価不能
1245/235/2790歳くも膜下出血評価不能
1255/185/2189歳小脳出血評価不能
1265/195/2284歳心肺停止関連無し
1275/165/1688歳急性心筋梗塞評価不能
1285/155/2592歳尿路感染 誤飲性肺炎関連無し
1295/145/2795歳肺炎 心不全関連無し
1305/95/2277歳脳出血評価不能
1315/265/2772歳肺炎 敗血症性ショック 多臓器不全評価不能
1325/105/16100歳誤飲性肺炎評価不能
1335/275/2885歳不明評価不能
1345/175/2276歳心肺停止評価不能
1355/215/2385歳心不全評価不能
1365/255/2773歳心肺停止評価不能
1375/235/2591歳心筋梗塞不明
1384/285/2487歳脳出血評価不能
1395/225/2894歳不明評価不能
接種日死亡日年齢性別死因因果関係
1405/235/2489歳不明評価不能
1415/205/2780歳血小板減少 くも膜下出血関連有り
1425/285/2892歳不明評価不能
1435/205/24102歳心不全の疑い評価不能
1445/285/2891歳急性大動脈解離 心嚢液貯留評価不能
1455/135/1789歳慢性腎不全の急性増悪評価不能
1465/255/2973歳不明評価不能
1475/285/2986歳心肺停止評価不能
1485/245/2798歳不明評価不能
1495/105/1290歳循環不全関連無し
1505/205/2780歳肺炎 敗血症 多臓器不全 心不全関連有り
1515/285/2887歳急性心不全の疑い評価不能
1525/265/2788歳不明評価不能
1535/225/2491歳心肺停止評価不能
1545/185/2182歳不明不明
1555/195/2488歳血栓性血小板減少性紫斑 病の激症化疑い
意識消失 重症溶血性貧血
不明
1565/275/3088歳脳出血評価不能
1575/295/2976歳心筋梗塞関連無し
1585/125/3156歳急性心筋梗塞評価不能
1595/175/2488歳心臓突然死評価不能
1605/185/2588歳不明評価不能
1615/275/2887歳消化器疾患の疑い関連無し
1625/175/1986歳急性心筋梗塞関連無し
1635/255/2883歳心肺停止評価不能
1645/275/3094歳動脈瘤破裂のショック状態評価不能
1655/316/271歳消化管出血評価不能
1665/285/2887歳急性心不全評価不能
1675/185/2279歳心不全の疑い関連無し
1685/215/2191歳急性心不全の疑い不明
1695/276/294歳嘔吐 窒息評価不能
1705/285/2873歳アナフィラキシーの疑い評価不能
1715/125/2499歳肺胞出血関連有り
1725/256/268歳心不全評価不能
1735/306/172歳低酸素性脳症評価不能
1745/276/293歳腹部大動脈りゅう破裂評価不能
1756/26/391歳老衰評価不能
1766/26/282歳不明評価不能
1775/286/167歳不明評価不能
1784/265/879歳総胆管がん関連無し
1795/255/2990歳不明評価不能
1805/255/3186歳脳出血評価不能
1816/16/288歳心筋梗塞の疑い評価不能
1825/286/395歳心肺停止評価不能
1835/205/2493歳心筋障害関連有り
1845/155/2978歳脳梗塞評価不能
1856/16/380歳不明関連有り
1866/26/388歳心肺停止評価不能
1875/316/381歳急性心臓死評価不能
1885/316/272歳心筋炎の疑い評価不能
1895/226/2100歳不明評価不能
1905/245/2886歳不明評価不能
1915/215/2864歳急性心筋梗塞不明
1925/105/2690歳
肺炎評価不能
1935/125/1588歳心筋梗塞評価不能
1945/125/1787歳肺炎関連無し
1955/115/1694歳誤飲性肺炎評価不能
1964/305/2591歳肺炎関連無し

厚労省詳細:000790071.pdf (mhlw.go.jp)

アナフィラキシーの報告(〜5月30日までの報告分)

アナフィラキシーショック:1157名(前回は943名 ※しかし総合資料では994名 毎回この資料による相違が分からない…)

今回もまた、同じ5月30日までの報告で、総合資料では『1263名』ですが、アナフィラキシーのみの資料では『1157名』と異なっています。毎回異なる理由が良く分かりませんが…。詳細の分析は『1157名』のようですので、こちらを基本とします。

◆ ブライトン分類(国際基準)は『169件』(1157名のうち)

◆ 【前回までアナフィラキシーショック発症後の経過(943名のうち)

  • 『未回復』・・・13件
  • 『不明』・・・・50件
  • 一部、回復や軽快 しかし『一部、未回復&不明の症状有り』・・・7件
  • 一部、回復や軽快 しかし『未回復の症状有り』・・・6件
  • 一部、回復や軽快 しかし『不明の症状有り』・・・40件
  • 後遺症有り・・・1件

あくまでも確率としてですが、アナフィラキシーショック発症した人の『1.38%』72人に1人は未回復

◆ 【今回アナフィラキシーショック発症後の経過(279名のうち)

  • 『未回復』・・・2件
  • 『未回復&不明』・・・2件(←新)
  • 『不明』・・・・19件
  • 一部、回復や軽快 しかし『一部、未回復&不明の症状有り』・・・1件
  • 一部、回復や軽快 しかし『未回復の症状有り』・・・2件
  • 一部、回復や軽快 しかし『不明の症状有り』・・・17件
  • 後遺症有り・・・1件
  • 未回復&後遺症有り・・・1件(←新)

あくまでも確率としてですが、アナフィラキシーショック発症した人の『1.43%』70人に1人は未回復(未回復&不明も入)

厚労省資料 000790072.pdf (mhlw.go.jp)

全副作用報告(〜5月30日報告分)

副作用:10,676名 (死亡、アナフィラキシーショック、重篤者含む)※ちなみに、総合資料は『10,658名』です。資料によって異なる理由は分かりません。

前回発表の〜5月26日発表までの副作用数は『7297件』でした。こので『3379件』増えました。

厚労省資料:000790066.pdf (mhlw.go.jp) ←こちらの詳細資料は『10,676名』です。


ちなみに、前回5月26日発表分までの副作用の詳細を、とても分かりやすく一覧表を作られている方がいらっしゃいました👇 

そして、このワクは未だ治験中です。菅総理もご存知のようですね。

では、今日はこの辺で。。。

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