インフルエンザワクチンと比較してみる
こんにちは、たま子です。
ちょっと今回勝手にインフルワクと比較してみました。
間近4年分をみてみたいと思います。(率は、小数点以下5桁まで、以下四捨五入)
ちなみに、インフルエンザは全て4月末までの報告となっていますので、最新となる令和2年シーズン(令和2年10月~令和3年4月末まで)の資料はまだのようです。
平成28年シーズン(平成28年10月から平成29年4月末まで)副作用
■推定接種回数:52,845,556回
■副作用報告件数(死亡者・重篤者含む):340件(医療機関243件 製造販売業者77件)/率0.00064%
■重篤者件数(死亡含む):163件(医療機関86件 製造販売業者77件)/率0.00003%
■死亡者:10件(医療機関6件 製造販売業者4件)/率0.00002%
■アナフィラキシー:19件(国際基準では8件)/率0.00004%
■ギラン・バレー症候群やADEM※:17件/率0.00003%
※ADEMとは、急性散在性脳脊髄炎(きゅうせいさんざいせいのうせきずいえん)ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脱髄疾患
詳細 0000189772.pdf (mhlw.go.jp)
平成29年シーズン(平成29年10月から平成30年4月末まで)
■推定接種回数:49,176,766回
■副作用報告件数(死亡者・重篤者含む):315件(医療機関246件 製造販売業者69件)/率0.00064%
■重篤者件数(死亡含む):161件(医療機関92件 製造販売業者69件)/率0.00033%
■死亡者:9件(医療機関9件)/率0.00002%
■アナフィラキシー:19件(国際基準では6件)/率0.00004%
■ギラン・バレー症候群やADEM:14件/率0.00003%
平成30年シーズン(平成30年10月1日から平成31年4月30日まで)
■推定接種回数:52,511,510回
■副作用報告件数(死亡者・重篤者含む):261件(医療機関208件 製造販売業者53件)/率0.00050%
■重篤者件数(死亡含む):131件(医療機関78件 製造販売業者53件)/率0.00025%
■死亡者:3件(医療機関9件)/率0.00001%
■アナフィラキシー:17件(国際基準では9件)/率0.00003%
■ギラン・バレー症候群やADEM:15件/率0.00003%
詳細 904246医薬品安全性情報№369.indd (mhlw.go.jp)
令和元年シーズン(は令和元年10月1日から令和2年4月30日)
■推定接種回数:56,496,152回
■副作用報告件数(死亡者・重篤者含む):333件(医療機関278件 製造販売業者55件)/率0.00059%
■重篤者件数(死亡含む):148件(医療機93件 製造販売業者55件)/率0.00026%
■死亡者:6件(医療機関9件)/率0.00001%
■アナフィラキシー:22件(国際基準では8件)/率0.00004%
■ギラン・バレー症候群やADEM:10件/率0.00002%
インフルエンザワク副作用とコロワクの副作用 比較
インフルエンザワクの副作用を間近4年分見るに、実施数値も確率の数値もほぼ同じくらいで大きな違いはありませんでした。そこで、間近令和元年シーズンと、コロワクの副作用を比較してみます。
重篤者数とギランバレー・ADEMは、コロワク報告書から厳密に数値として出す事が難しそうでしたので、はっきりとした数値の出ているもののみで比較してみます。
インフルエンザワクチン (令和元年シーズン) | コロナワクチン (2月17日~4月18日) | ※ | |
摂取回数 | 56,496,152回 | 1,930,111回 | 約30分の1 |
死亡 | 6件 | 10件 | |
死亡率 | 0.00001% | 0.00052% | 52倍 |
アナフィラキシー | 22件 | 492件 | |
アナフィラキシー率 | 0.00004% | 0.02549% | 637倍 |
副作用 | 333件 | 3298件 | |
副作用率 | 0.00059% | 0.17087% | 290倍 |
あくまでも勝手に比較してみしたが…かなりの高い倍率です…
そしてこれは、あくまでも短期の結果です。
参考資料 ⇒ r01youshiki_01.pdf (mhlw.go.jp)
補足です👇 2019年と2020年の比較。インフルエンザの死者が2372人減って、コロナ死者が2074名増えたようです…
では、今日はこの辺で。。。
最近のコメント