5-アミノレブリン酸(5-ALA)がコロナに有効 〜長崎大学研究結果〜 コロナの治療薬立候補のその後

2022年4月19日

こんにちは、たま子です🤗

先月、国立大学法人長崎大学とネオファーマジャパン株式会社が、5-ALA(アミノレブリン酸)が新型コロナウイルス感染症に対して強い感染抑制効果がある事を発見したとの発表がありましたね。

何度となくこういう発表をニュースで見たような気がしますが、その後どうなっているのでしょうかね??完全にしりつぼみ状態と思うのはたま子だけでしょうか。

今回の5-ALAは、今までの少なからず副作用が伴う薬と違って、もともと存在するものであり、食品にも含まれているものですので、個人的に是非とも早急に実用化が可能になるといいなぁと思っています。安全性も確認されていますし、マスコミにはもっと大々的に扱ってもらいたいものですが、その後の続報などがとんとありませんので、もしかしたらまた同じ道(しりつぼみ、はたまた握り潰しとも言う)をたどるのではないかと今から危惧しております。

5-ALAとは?

まず、この5-ALAとはどういったものなのか。

5-ALAは、もともと天然に存在するアミノ酸であり、ヒトや動物、植物の細胞内で作られています。また、食品中にも含まれており、高い安全性と機能性を備えていることから、すでに10年以上前から各種ヘルスケア製品に活用されているようです。

詳しくは、下記ニュース動画(ユーチューブ 2月9日放送)にありますが、この長崎大学に研究結果で、一定量以上の「5-ALA」を投与するとウイルスの増殖が完全に抑制されることを確認したと発表されたようです。国際誌に論文が掲載されています。

長崎大学の北潔教授曰く
『恐らく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定濃度以上では本当に100%増殖を阻害する

👇 完全に抑制ですって!100%阻害ですって!聞きました、奥さん!アレ、いらないよね?

長崎大学: 5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明 ~今後の治療薬候補として期待~|長崎大学 (nagasaki-u.ac.jp)

論文: 5-amino levulinic acid inhibits SARS-CoV-2 infection in vitro – ScienceDirect

長崎大学は昨年の10月から臨床研究開始:新型コロナウイルス感染患者へ5-アミノレブリン酸(5-ALA)を投与 長崎大学 特定臨床研究開始 |高知新聞 (kochinews.co.jp)

5-ALAを多く含む食品

この5-ALAは、食品にも多く含まれているとの事ですが、どういった食品があるのでしょうか。

100gの含有率が多い食品上位から

  • 日本酒
  • ワイン
  • 黒酢
  • たこ
  • しいたけ
  • いか
  • バナナ
  • 納豆
  • 醤油
  • ソース
  • ピーマン
  • ほうれん草

などに多く含まれているようです。『日本酒』『ワイン』『黒酢』『納豆』などは発酵食品ですね。○○に効果的!なるものに必ずや効果があると出てくる『発酵食品』。昔からの日本の伝統食品なる発酵食品は、やはり積極的に摂っていきたい食べ物と言えますね。

参考資料:ALA含有食品一覧表 (ala-amino01.com)

そういえば、コロナに有効な薬 その後どうなったの??

過去にも、この薬が有効か?みたいな情報が数回でていましたけれど、その後はどうなったのでしょうかね。

● 富士フイルム富山化学の『アビガン』 → 承認見送り

日本の薬ですね。これ、新型インフルエンザ用に備蓄されていた薬です。昨年春頃から治験もされ、有効であるというニュースも一時期は流れていましたけれど。でも最終的に『承認見送り』だそうです。理由は『アビガン投与群のほうが非投与群より効果が高い傾向が見られたが、有意差には達しなかった』だそう。高い効果があるのに?あと治験数の少なさもあるようでしたが、毎日毎日『今日は感染者○○〇人です!水曜日としては過去最高です!(←超絶意味不明)』などと感染者が増えているのであれば、いくらでも治験出来たのではないのでしょうか?海外の『レムデシビル(米国ギリアド社)』は、日本での治験ゼロで「特例承認」されたのに。。。

アビガン「承認見送り」に見る医療行政の混乱・迷走 – 川口浩|論座 – 朝日新聞社の言論サイト (asahi.com)

● 日医工の『フサン』 → 承認されていない

国内で30年以上『膵炎』などの治療に使われてきたお薬で、東京大学が、この薬がウイルスが細胞に侵入するのを妨げ、増殖するのを抑える効果が期待できることを突き止め、昨年3月から治験が行われています。30年以上『国内』で使われてきたお薬ですよ。。。?

【新型コロナ】東大が治療薬候補を特定、来月にも臨床開始|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (newswitch.jp)

待たれるコロナ「治療薬」 その研究“最前線”|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp)

● 北里大学 大村智氏開発の『イベルメクチン』(アメリカの製薬会社メルクアンドカンパニー)→ 承認されていない

世界中で駆虫薬として用いられている、日本発の抗生物質『イベルメクチン』 製薬会社はアメリカですが、『2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞した 北里大学の大村智氏』が共同開発されたようです。この薬は、アメリカでは死亡率が1/6にまで減少したり、かなり有効な報告がされているのでご存知の方も多いかと思います。特に副作用もなく、何より安価。『安価』なのがダメなのかしら?闇ですね。

権力誇示のため「イベルメクチン」をコロナ薬として承認せぬ厚労省のカン違い – まぐまぐニュース! (mag2.com)


有効性が高いと予想されるお薬が既にあるのにね…😥

長崎大学の5-ALAに期待❕

では、今日はこの辺で。。。

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