『フッ素』って歯にいいの?子供の『フッ化物うがい』はやってもいいの?

2022年3月16日

こんにちは、たま子です。

本日、毎年恒例の『2020ユーキャン新語・流行語大賞』が発表されたようですね。年間大賞は『三密』・・・

さて、今回は『フッ素』についてです。たま子が小さい頃にはあまり耳にしたことが無かった『フッ素』。ある時から、フッ素は虫歯予防になると言われ、歯磨き粉にフッ素、歯医者の仕上げは必ずフッ素塗装、ガムにもフッ素・・・

何の疑いもなく、フッ素入りのものを選択していましたが、フッ素って本当に歯にいいの?と思い始めたのが、子供の小学校入学時に学校から『フッ素うがい実施の参加不参加』の案内がきた時でした。フッ素うがいとは何??と思い、検索して色々調べていくうちに、たまたまこういった意見書を見たのです。

意見書ですので数十ページに及びかなり長いです。2011年のものです。

1960~70年代,FDI(国際歯科連盟),WHO(世界保健機関), 日本歯科医師会などがフッ素利用を安全と評価する一方で,①フッ素自体に 毒性があり,過剰摂取した場合は有害で,食物の種類,自然水中のフッ素量, 気候等,国・地域・個人で摂取量に大きなばらつきがあり,人間の個体が極 めて多様であること等を考えれば,全く安全とするには躊躇があること,② 有害作用の報告例が存在するうえ,これまでの調査は歯科領域からのアプロ ーチが多く,全身疾患(特に催奇形性,甲状腺障害等)の調査が不十分であ るため,今後の追跡調査が注意深く継続的に行わなければならず,安全性に 対する危惧が払拭されていない。

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110121.pdf

全身疾患(特に催奇形性,甲状腺障害等)の調査が不十分であ るため,今後の追跡調査が注意深く継続的に行わなければならず,安全性に 対する危惧が払拭されていない

この一文より、フッ化物とはどんなものか、安全性は大丈夫なのか当時色々調べてみた記憶があります。

フッ素(フッ化物水素)の歯への効果は?

● 再石灰化による初期虫歯を治す効果・・・食事をする事で、歯から溶け出したミネラルなどの成分をもとの状態に戻し、歯の修復を促進。これによりでき始めの初期虫歯を治す

● 歯の強化・・・フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついてミネラルが溶けだしにくくなり、虫歯になりにくい強い歯にする

● 虫歯菌を抑える効果

があると言われております。たま子も詳しくは知らずとも、フッ素は歯にいいものだという印象しかりませんでした。

子どもが小さい頃、歯の検診に行くと、最後は決まって『フッ素塗装』で締め。歯医者さんも、フッ素のメリット(上記)しかを教えてくれないので、当然いい印象しかありません。

ですが、子供はそのフッ素塗装がとても気持ちが悪かったみたいで、3回に1回出来るか出来ないかの状態でした。フッ素塗装をすると、決まって『オエッ』ってなってしまうからです。でも今考えると、子供の反応は至極自然な事だったのかと思います。体に危険なものを吐き出すという・・・

フッ素の安全性は?

危険性説

フッ素は,オゾン次亜塩素酸連想する淡黄色ガス極めて反応性強く,眼,皮膚粘膜気道刺激する猛毒性ガス

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0

これだけみると恐ろしいですが💦

こういった情報もあります…

ギベオンさんTwitter

https://twitter.com/tqGGU2QGM6KuyO9/status/1294953037014773760?s=20&t=cSNyuG2jF6X-AFvyYM6TaQ

安全性説

一応厚労省でのフッ素の安全性を確認しましたが、

❝育園児の洗口後の口腔内残留率は約10%です。週5回法の場合約0.2mgのフッ化物が口腔内に残ります。この量はフッ化物錠剤の投与基準量の0.5mg/日(3~6歳児)の半分以下で、お茶をコップ1~1.5杯飲んだときに摂取するフッ化物の量に相当します。また就学前児(体重20kg)が1回分の洗口液を全量(7ml中のフッ化物量は1.6mg)誤って飲んだとしても、急性中毒の心配はありません。❞

フッ素は、お茶や野菜などにも微量に含まれています。よって、少量ならば大丈夫という意味かと思いますが、微量でも毒性が強い為、なるべく体内に取り入れないようないした方がいいという意見もあるようです。

フッ素の中毒症状と対策

先ほどの厚労省の説明でありました『中毒性』が気になりますね。では、このフッ素の中毒症状にはどういったものがあるのでしょうか。そして対策は?

急性中毒症状

● 咳や呼吸困難                            

フッ化水素は刺激臭があり、呼吸器官にとっても強い刺激となるようです。

● 喉の痛み                              

フッ化水素は喉の粘膜を刺激することで、喉に炎症を起こすようです。

● やけど                               

フッ素は、皮膚に付くとやけどのような状態になったりするようです。

慢性中毒症状

● 骨の硬化                              

フッ化水素を長くとり続ける事で、骨が硬くなることがあり、それが関節の痛みの原因となる事があるようです。

● 斑状歯(はんじょうし)                          

フッ化水素を長く摂取する事で、歯の表面に白いはん点やしみが出る状態の事。

急性中毒の対策

● 牛乳を飲む                             

牛乳に含まれているカルシウムがフッ素と結合して症状をやわらげてくれます。

● 換気や新鮮な空気を吸う                       

フッ化水素を大量に吸入したときは、すぐに部屋の空気を換気して体内に入ったフッ化水素を速やかに体外へ排出すること。

● 皮膚についた場合は大量の水で洗い流す                

フッ化水素は皮膚に浸透しやすいので、すぐに大量の水(流水)で洗い流すこと。

結論

色々みていくと、メリットのよりも、デメリットの内容がとても深刻な感じを受けます。確かに歯にとっていい点もあるのかもしれませんが、冒頭に紹介しました2011年の意見書にありました文言、

安全性に 対する危惧が払拭されていない

これが気になる所。

ちなみに、たま子、じゃぁフッ化物うがいを試してみようと、当時お世話になっていた歯医者さんにお話しして、フッ化物うがいキットなるものを購入してみたのです。粉のようなもの(フッ化物)を、決められた容器に決められた分量の水を入れてしっかり混ぜてうがいをするのですが、実際試してみたら・・・

おおっっぇぇっっ!!!気持ち悪っっっ!!!

って、秒ですぐ吐き出してしまいました💦本当は30秒くらい口に含ませてうがいをしないといけないのですが、無理でした。そして怒涛のように水でうがいしましたよ。

これはちょっと子供にはオススメ出来ないと、たま子の子供達にはフッ化物うがいは1度もさせておりません。当然これからも。

では、どうやって虫歯予防をしたらいいのでしょうか。たま子家では、

1.丁寧なブラッシング

2.フロス

3.重曹うがい

の2点で頑張らせていただいております😁 これで充分かと思います。(3はほとんどしてくれませんが💦)

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