この状況でも 日本ではお米の生産量を減らす方向へ

2023年2月19日

こんにちは、たま子です。

ここ最近の土日といえば、子供の試合や保存食作りやちょいと畑作り(ほとんど旦那様。たま子はホントにちょこっとだけ一瞬だけのお手伝いw むしろ役に立っていない感満載💦)で、あっという間に終わってしまいます。

この土日には、療養中の母の要望で、保存食のひとつとしてらっきょうを漬けました。

左が簡単な甘酢漬け。10日くらいすればすぐ食べられます。

そして右側が、一度塩水でしっかり発酵させてから(まだ1日しかたっていませんが、発酵して泡が出ています)本漬けします。こちらの本漬けのらっきょうは、出来上がり後、常温で約1年保存可能です。

らっきょうには、

  • カリウム
  • 食物繊維
  • ビタミンC
  • アリシン
  • 硫化アリル

このような栄養素が豊富ですので、らっきょうは毎日少しずつ食べていきたい食べ物のひとつです。何より単純に美味しいですし😍(でも、ニンニクと同様、食べ過ぎは厳禁です)

ただ、らっきょうの処理が結構面倒なんですよね💨

そんな時は、無農薬・無添加でちゃんと発酵させたらっきょう漬け👇


と、また前置きが長くなってしまいましたが、6月3日のこちらの記事を見て、悲しくなってしまいました。

今、世界で穀物の高騰が言われています。更に、作付けが出来なかったり、異常な悪天候の為に既に農作物の収穫が見込めなかったりといった深刻な状況もあり、各国は輸出制限や輸出禁止を掲げています。

そんな状況の中ですよ。輸入に頼っている日本が、唯一国民全員を賄う事が出来る主食であるお米を、この状況でありながら尚削減するという。。。

こちらは日本農業新聞です。有料記事ですのでタイトルからだけですが、食用米が今年(も)減るだけでなく、『一層の転換必要』…つまり、今後もっと減らす方向ですという事です。

詳しい内容は、地方新聞に掲載されています。例えば福島県の新聞。

❝農林水産省は2日、2022年産の主食用米の作付面積について、本県など37道府県が前年実績から減らす意向だとする4月末時点の調査結果を発表した。(略)新型コロナウイルス禍で外食を中心にコメ消費が減少。世界的な穀物価格の高騰で主食用米以外の生産が有利になったことなどから、飼料用米や麦、大豆などへの転換が進む。(略)

農水省は今回の調査結果を基に、全国の主食用米の作付面積が約3.5万ヘクタール減ると試算22年産の需要に見合った675万トンに生産量を収めるには、さらに約0.4万ヘクタールの作付け転換が必要だとして、引き続き転作を呼びかける。  政府は、主食用米からの転作を促すため「水田活用の直接支払交付金」を活用。農水省の試算によると、交付金を含めた農家の所得は、主食用米が10ヘクタール当たりの1万3000円なのに対し、飼料用米が2万6000円、麦が4万8000円、大豆が4万9000円と、転換しやすい環境を整えている。❞

国が転換を促しています。これだけ所得の差をつけられたら、お米を作るよりも他の物を作ろうかとなってしまいますよね。それでなくても、お米の値段は毎年下げられ続けているんです。お米を作る農家さんにとっては本当に厳しい仕打です。(たま子の親族も、毎年馬鹿らしくてやっていられない、と辞め時を考えています)

一度田んぼを他のものを転作する土地にした場合、後でその土地を田んぼに戻すなんて事はほぼ不可能です(出来ない事はないでしょうけれども容易な事ではありません)。

お米は日本人の主食なんです。

余ってる余ってるって言っても、カロリーベースの自給率は年々低下で37%ですよ。

日本の食料自給率:農林水産省 (maff.go.jp)

この少ない自給率でも問題無かったのは、大量に輸入していたからです。その輸入が今まで通りにはいかなくなってくるだろう事は、よっぽどの人でなければ想像出来ますよね。

普通に考えて、この状況でお米の生産を減らそうと思います?

食料危機のリスクが間違いなく高まっているときに、コメや牛乳が余っているから減産しろと国は要請している。今、コメや牛乳を減産して農家の意欲を削いでいる場合ではない。ごく目の前しか見ていない。日本にまともに食料が入ってこなくなる可能性が高まっているときにどうして減産なのか。❞

それはね…計画だからです。

お米、備蓄しましょうね。

では、今日はこの辺で。。。

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