説明書にはちゃんと目を通すべき パート5
こんにちは、たま子です。
また海外の飲み薬が特例承認されました。今回特例承認されたのは『パキロビッドパック』です。経口薬として2つ目です。

今現在、日本での感染者の軽症者向けのお薬は、左から今回特例承認された、
①パキロビッドパック(一般名:ニルマトレルビル/リトナビル):2つ目の飲み薬。製薬会社は『ファイザー』…。高血圧や不整脈などの一部の薬とは併用できず、処方に注意が必要。
②モルヌピラビル(承認済):1つ目の飲み薬。製薬会社は『メルク社』。薬の有効性は「入院と重症化リスクを30%低減」←30%…少ないですね💦
③塩野義製薬:3つ目の飲み薬。来週の2月半ば頃に承認予定。
そもそも、軽症者に薬など必要なのでしょうかね…
それに、案の定、先日効果が確認された『イベルメクチン』のイの字も出てきませんね。。。
目次
パキロビッドパック 添付文書
今回特例承認された薬(パキロビッドパック)の添付文書の冒頭には、今までの薬同様の注意書きが記載されています。
『引き続き情報を収集中』
…治験と思われてもおかしくはないですよね。
本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において有効性、安全性、品質に係る情報は限られており、引き続き情報を収集中である。

しかも、前述のニュース記事に『高血圧や不整脈などの一部の薬とは併用できず』と注意があるように、併用出来ない薬剤があるようですが、添付文書に記載された詳細を見ると、禁忌の薬剤がかなり多いようです👇 これ、薬剤師さんなどが、ちゃんとひとりひとりの患者さんにヒアリングして確認するんですよね、勿論。

そして副作用の記載はこちら👇
重大な副作用
1.肝機能障害(頻度不明)
2.中毒性表皮開始融解症(頻度不明)※a・皮膚粘膜眼症候群(頻度不明)※b
※a『中毒性表皮壊死融解症』:全身が広範囲にわたり赤くなり、全身の 10%以上にやけどのような水ぶくれ、皮ふのはがれ、ただれなどが認められ、高熱(38℃以上)、皮ふや口にできるぶつぶつ、目が赤くなるなどの症状を伴う重症の皮膚障害(参考)
※b『皮膚粘膜眼症候群』:別名「スティーヴンス・ジョンソン症候群」指定難病38。高熱や全身倦怠感などの症状を伴って、口唇・口腔、眼、外陰部などを含む全身に紅斑、びらん、水疱が多発し、表皮の壊死性障害を認める疾患。(参考)

重大な副作用の「頻度不明」…。そうりゃそうだ。特例承認であり、未だ情報を収集中なのですから。今後、そういった重大な副作用が起こらないかもしれないが、逆に多発する可能性もあるという事です。だって「頻度不明」ですから。
添付文書 ➡ 220210 パキロビッド承認プレス (mhlw.go.jp)
添付文書を見る限り、たま子はとっても不安です。まぁ添付文書以前に、製薬会社が…。そして、重大な副作用の症例がちょっと…💦 それに、軽症者対象なんでしょ?軽症なんでしょ?軽症ならば、そんな重大な副作用が生じる可能性のあるお薬よりも、葛根湯でも飲んで自然治癒力で治しますわ。…と思ってしまう人もそれなりに多いかも?薬飲む人、もしかして少ないんじゃないですか?
でも心配ご無用。製薬会社は何があっても困らない…。
塩野義製薬 飲み薬
塩野義製薬の飲み薬も、来週の2月半ばころには承認される予定のようです。
このお薬は、昨年の秋頃から治験を行っていました。対象は『軽症や無症状』の人です。…無症状で治験とな…
❝大阪府は、塩野義製薬が開発を進める新型コロナウイルス治療用の飲み薬について、臨床試験(治験)に協力すると発表。大阪市内の宿泊療養施設に入所する患者の同意を得たうえで参加してもらう。(略)対象は20~69歳の軽症や無症状の患者❞(参考)
そして、ご丁寧に子供用の薬も開発中…
この塩野義製薬が開発中の薬は、今現在はまだ開発名『S-217622』となっており、名前は恐らく特例承認された後に公表されるのでしょうか。添付文書のような詳細の内容が分かるものも、恐らく承認後になるのでしょうか。いずれ確認でき次第見てみたいと思います。
副作用については、今の所『副作用も軽度だった』という事です。軽度でもあったんだ、副作用。そもそも軽症や無症状の人に治験して副作用って…どうなんでしょう。詳細が知りたいですね。
モーニングショー ⇒ 国産コロナ飲み薬、近く承認申請 玉川徹「希望が持てる」: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】
治験の残りの1931人の方は…???
まぁ何だかよく分かりませんが、ちまたの呟きを見ると、国産だからととても期待する声が結構多いようですが、やはり添付文書内容などの詳細を見ないと何ともわかりませんね。
そして、この薬とは全く関係はありませんが、塩野義製薬は今現在『遺伝子組み換えタンパクワクチンを開発中』であり、塩野義製薬とビルゲイツ氏とは『パートナー関係』です。あくまでも余談ですが…。
まぁ、安全性がどうなのか、どういったものが含まれているのかはまだ分かりませんが、そもそも軽症や無症状の人に、少なくとも副作用の可能性がゼロではない薬など、必要あるのでしょうか…。それよりも、自然治癒力や免疫力を高める事の方が、よっぽど効果があり安全だと思ってしまいますがね。
では、今日はこの辺で。。。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません